近年被害が増加傾向、自然災害から身を守る方法とは?

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自然災害

 天候は私たちの生活に、様々な影響を与えます。身近なものですと、洗濯物の乾き具合から、雨具の有無、交通状況、農作物の育ち具合、ものの売れ行きなど生活に密接した影響を与えてくれます。中でも自然災害規模にまで発達した天候は、私達の生活を脅かすほどの勢いがあります。自然災害はいつ発生するかわかりませんし、見を守るためには常に備えておく必要があります。災害の種類によってその備え方が異なりますので、ご確認ください。

自然災害:土砂災害から身を守る

 台風や大雨の際は、一番気になるのが家屋への被害ですが、その中でもご自宅周辺で発生する可能性のある自然災害として忘れてはならないのが土砂災害です。土砂災害は一瞬にして、家屋だけでなく、人命を飲み込むだけの破壊力を持っています。急な傾斜や崖が多い日本は、台風や大雨などが引き金となって、がけ崩れ、土石流、地すべり、などの土砂災害が非常に発生しやすい国土環境になっています。

 国土交通省や都道府県では、土砂災害による被害を防ぐため、砂防えん堤などの施設整備を実施していますが、これらと併せて私たち一人ひとりが土砂災害に対して日頃から備えておくことが重要です。土砂災害には、「がけ崩れ」「地すべり」「土石流」の3つの種類があり、これらが発生するときには、必ず前兆現象が現われます

土砂災害の前兆現象の一例

・小石がパラパラと落ちてくる
・がけや斜面から水が噴き出す
・腐った土のにおいがする
・樹木が傾く
・地鳴り・山鳴りがする

などの前兆現象に気づいたら、周囲の人たちにも知らせ、いち早く安全な場所に避難することが大事です。自分の家が土砂災害危険箇所にあるかどうかは、国土交通省砂防部のHPで確認が出来ます。

土砂災害危険地域一覧【外部リンク:国土交通省砂防部】

自然災害:津波からを守る

 世界で共通の知識ですが、地震の揺れが小さくても1分以上続くようなら津波が来ると考えてください。津波は時間をかけてやってきます。

『来ないから大丈夫』と判断することが何より危険です。

 1960年のチリ地震による津波では、140名余が犠牲になりましたがチリから日本に20時間以上かけてやってきたと言います。当時は、警報が間に合わず、津波が突如三陸地方を襲ったような報道がされました。南海トラフ巨大地震による津波がとても心配です。

 津波の第一波が5分以内に来る地域もあります。沿岸部お住まいの方は、高くて安全な場所に行くのが先決ですが、緊急時は、近くの津波避難タワーや津波避難ビルに駆け込みましょう。

自然災害:高潮からを守る

 『津波』と『高潮』の違いについてですが、津波が地震によるものであるのに対し、高潮は台風・波浪によるものと考えれば大丈夫です。津波は、海底の地形変化により海面が盛り上がる現象であるのに対し、高潮は、台風・波浪により、海面が通常より高くなる現象です。高潮の場合も事前避難が何より大事です。

 1959年の伊勢湾台風で5,000人を超える犠牲者が発生した理由は、【高潮】と【川の氾濫】の違いを住民が理解してなかったからです。高潮による被害の大きさは『台風発生のタイミングが、滿潮時か引潮時か』で決まります。

 国土交通省では、『計画高潮位(けいかくこうちょうい)』と言い高潮対策の基準値を設け、東京湾・伊勢湾・大阪湾にて減災計画を進めてますが、地球温暖化による海面上昇までは予測できないので、やはり早く逃げることが重要だと言えます。

自然災害:洪水からを守る

 地球温暖化の影響で、雨の降り方が変わり、激しい雨が降るようになりました。まず、雨は夕方から深夜にかけては止まないと考えましょう。深夜に洪水・氾濫や土砂災害が起こりやすいのはこのためです。大雨警報が発令されていると、マンホールから下水が逆流し、道路が冠水することがあります。このようなときの車の運転は要注意です。大雨が降っているときは前方が見えにくく水たまりに車が突っ込んで動かなくなり、最悪の場合は水死します。

 堤防のない川の場合、川が氾濫しても家は流されず、2階に避難すれば大丈夫なのですが、川に堤防がある場合は、決壊したときに濁流が住宅を襲い、家ごと流されることがあります。とにかく避難勧告や指示が出たら、ご家族を連れて逃げましょう。

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