自然災害などによる建物の異常を感じたら

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自然災害

 台風、集中豪雨、竜巻、地震、河川氾濫など日本は自然災害が多い国です。それに伴い日本の家屋は、その自然災害によって非常に過酷な状況下におかれています。中でも太陽光が直接降り注ぎ、雨風、突風などの自然災害に常にさらされているのが「屋根」です。

 屋根が自然災害によって破損すると、雨水などが内部に侵入し、天井の雨染みや雨漏りに至るケースがあります。被害に気付かずに放っておくと、さらに倒壊といった甚大な被害に発展する可能性もあります。このような状況下で家屋を長持ちさせるためには、定期的な調査とメンテナンスが必要不可欠です。そのためにはまず、自然災害と家屋について知り、どのように対応すればいいのかを学ぶことが必要です。

 まずは、自然災害の脅威について解説します。

自然災害の脅威について

 自然災害は風や雨などの自然の力によって、人々や家屋などの建造物に被害を起こす現象です。代表的なもので、台風、集中豪雨、火山の噴火、地震、津波、洪水、土砂崩れなどが挙げられます。自然災害の種類によって、我々が受ける影響も異なりますが、時には人命を奪い、家屋へ甚大な被害を与えるほどの脅威を持っているものが多くあります。

 また、大きな被害に遭っていなくても、自然災害によるダメージが少しずつ蓄積され、知らずに被害を受けている可能性もあります。その場合、専門家でなければ被害箇所を特定することが難しいので、被害箇所がそのままになってしまい大きな被害になってからようやく気づくということが多くあります。
 
 自然災害調査士が取り扱うのは「自然災害による家屋への被害」です。そして、自然災害による家屋が受けた被害を調査し、修繕・メンテナンスのアドバイスやサポートをするという役割を担う「自然災害と家屋調査のエキスパート」です。もし、ご自宅が築10年を越えているようでしたら、まずは一度自然災害調査士による家屋調査をお勧めします。

 また、冒頭でお話したように日本の家屋は様々な自然災害の被害を受けています。自然の力による物理的な何によって短期的、突発的に受けているのですが、ここでは大きく5つに分類して紹介いたします。

水害

水害は主に、津波、洪水、増水です。これらが原因で、強い水圧が家屋に加わり、破損や倒壊する可能性があります。増水の規模によっては、床上床下浸水、水没する危険性もあります。土砂や泥水などで家の基礎や床に被害が及ぶ場合もあります。

風害

風害として代表的なものは、台風、竜巻、突風などです。竜巻などの強い風で、スレートや瓦などの屋根材がズレたり吹き飛ばされたり、壁やガラスが破損する原因となります。また、風が強くふくことが多い地域では、長年の風によって屋根材などをとめている釘がズレたりする可能性もあります。

地震

日本は4つのプレートが重なり合う、非常に地震の多い国です。この地震の規模よって、家屋の倒壊や半壊、基礎部分や壁に日々が入る可能性があります。大規模災害となりえる災害のひとつです。

雪害

雪害はその雪の重みで、ベランダや雨樋、カーポート、屋根の上のアンテナなどが倒壊・破損する被害があります。

雷害

落雷によって電気がショートしたり、アンテナが折れたり、火災に繋がることもあります。

自然災害による二次被害

自然災害には一時災害と二次災害があります。二次災害の例として、突発的な水害による床下浸水により、それが原因で湿気が貯まることでバクテリアを呼び込む可能性があります。また、飛来物で外壁の塗膜が剥がれ、そこから他の被害を受けるという可能性もあります。

以上の自然災害の被害

被害箇所は早期発見が大切です

 人が病気になると、頭痛がしたり、鼻水が出たりといった初期症状が現れます。家屋も同じように異常が起こると様々な形で症状が現れます。強い風が吹くと屋根の方でパタパタと音とがなる、家の中で風を切る音がする、天井や壁に雨染みが浮き出るなどがその初期症状になります。家屋の異常の原因は様々ですが、こういった家屋の症状にいち早く気づき必要な処置をすることで長持ちします。

 早期発見の方法はまた別の記事で詳しく紹介しますが、普段は何気なく見ているご自宅の外観をゆっくり見てみましょう。

 一番被害を受けている場合にわかりやすいのは雨樋です。雪の重みで歪んだり破損している場合があります。また、雨が降った際に雨樋を見てみると、雨が漏れ出ている場合があるので、その場合は修繕する必要があります。

 次に、敷地内にカーポートがある場合は、飛来物や雪の重みで屋根が破損したり倒壊したりする場合があるので、チェックしてみましょう。

 最後に、築10年以上経過している場合は、外壁を触ってみてください。触った手に白い粉のようなものが付着した場合は、塗り替え時期のサインです。

 以上、簡単なチェックですが、ひとつでも当てはまるようでしたら、自然災害調査士に家屋調査を依頼してみてはいかがでしょうか?

家屋の機能低下

 家屋は正常な状態を保つことでその機能性が十分に発揮されます。しかし、前項で紹介させていただいた異常な状態が発生することで、家屋としての機能が低下し、放っておくと被害が拡大していく可能性があります。家屋の機能性を低下、もしくは機能を失わせる変化・異常を引き起こす原因を大きく2つにわけて、「自然災害」と「劣化」です。次の項目から、その2つについて説明いたします。

劣化による家屋への被害

 劣化は家屋の構成要素の持つ材質が変化し、その結果、機能の低下を引き起こします。劣化は短期的、長期的なものがありますが、トクに長期的な劣化に関してが「経年劣化」と言います。家屋が劣化の被害を原因は、「自然の力」「物理的」の2つの要因が考えられます。

自然の力による劣化

日射(紫外線)

 まず、劣化の主な要因として挙げることが出来るのが、太陽光による紫外線です。紫外線が家屋の各部材に当たり続けることで劣化していきます。

温度変化(気候)

 材質によっては気温の変化で膨張したり、伸縮したりします。その寒暖差によって家屋の各部材が分子レベルで破壊され、劣化していきます。

重力(自重)

 地球上の全ての物質は重力によって常に地球の中心へと引かれています。そのため時間によって家屋の様々な部材が自重によって変形していくことがあります。

物理的な劣化

薬品による劣化

 家屋の各部材には様々な薬品が使われています。この薬品によって、部材を溶かしたり劣化する可能性があります。

空気と水(酸・塩基=変色、さび、痩せ)

 空気は科学的に変化を引き起こし、変色させたり錆を発生し、劣化を引き起こします。特に空気と水は劣化と経年劣化の主な原因です。

生物の作用(カビ、苔)による劣化

 シロアリ・バクテリアなどの生物の作用によって、部材の腐食など引き起こし、劣化します。

 以上のように「劣化」とひと言で言っても、様々な原因が存在します。自然災害調査士は、家屋の被害を自然災害なのか、劣化なのか、またなぜそのような状態になったのかを調査します。その被害の受け方のち外で修繕やメンテナンスのアドバイスも変わってきますので、原因を解明し報告します。家屋を状況をしっかり見定め、調査に挑んでいます。

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